日本化粧品検定対策

【皮膚・肌の構造】日本化粧品検定2級!受験者がわかりやすく勉強して倒したい“皮膚・肌について”【試験対策】

こんにちは!コスメ勉強1ねんせい。たぴちきです。

さて、いよいよ日本化粧品検定の時期が近づいてきましたね!

日本化粧品検定とはなんぞや?という方はこちらに掲載しています。

今回から少しずつ試験対策を始めよう!ということで、2級から抑えておきたいポイントを

ざっっっっくり!!とまとめていこうと思っています。

使用教材は、公式のテキストと問題集ですぞ。

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問題集は過去問です。

問題集に沢山出ている内容が当然試験には頻出すると考えて良いと思います。

重要だなと思うポイントは赤かったり線引いたりそれなりに目立たせてあります。逆に、問題集などでほとんど狙われていない内容に関してはどんどん文字が薄くなります!ww

日本化粧品検定は、60問の4択マークシートです。

正答率70%が合格の目安と公式が好評していたことを踏まえると。大きく大きく出題率の高そうな問題を抑えていく戦略が有効かも…??

ピーキーな内容で恐縮ですが、ポイントの確認に使ったり、分からないところを調べるなどなど、楽しく勉強する一助となれば幸いです。

もし、ここに掲載されていないですが聞きたいこと等あれば、コメントやtwitterで教えてください。

目次

まず押さえるべきポイント

そもそも皮膚ってなんぞや!?人体最大の臓器で、最強の防御機能を持つ。
皮膚の総面積や重さは?総面積…1.6㎡
・皮膚の重さ…身体全部の重さのうち16%
その機能は?・刺激を受け取る
・外力から身を守る
・吸収する
・汗や皮脂を分泌する
・体温を調節する
・表情を作り表現する

なんとなくわかると思うのでざっくりで可!
何層あるの?皮膚の外側から“表皮”“真皮”“皮下組織”3層構造

表皮

表皮4層構造

表皮を知る上でまず通らなければならない関門として、表皮の4層構造があります。

“急に4層とかやめとけよ!”と思うかもしれませんが、0.2mmと言われている薄い表皮に4層しっかり敷かれています。

そしてここに関しては試験で狙われる可能性が高いことも頭に入れておきましょう。問題集に掲載されているからです。

基底層“基底膜”を境に真皮から表皮になる。その一番最初の層。
基底膜…栄養などを真皮とやり取りしている。
 この層はカーブしているが老化でカーブが緩やかになる。

・ここから角化細胞がうまれ、28日周期のターンオーバーが始まる。
メラノサイトというメラニン(色素)を作る細胞がいる。
有棘層・棘の生えた“有棘細胞”がいる層。
 この棘で栄養をキャッチし、細胞内でタンパク質を作っている。
ランゲルハンス細胞(細菌などを見つけて免疫反応を起こす細胞)がいる。
顆粒層「顆粒」=ケラトヒアリン。ケラトヒアリンはNMF(天然保湿因子)のもと。
角層へ成熟する過程で非核化する。
角層ターンオーバーの終点。2週間留まった後剥がれ落ちる。
☆暗記すべき3つの保湿機能
NMF…天然保湿因子。保湿能を持っている。
細胞間脂質(セラミド)…角層細胞の細胞間に詰められた脂質。
 水分を抱え込む構造は“ラメラ構造”というミルフィーユ状。
皮脂膜…汗と皮脂のバリアー。水分を逃さないが酸化すると肌荒れの原因に。

保湿因子についてもっと詳しく知りたい方はこちらも時間あればどうぞ。

ターンオーバーってなあに?

基底層で生まれた角化細胞が、28日周期で垢になって剥がれ落ちるサイクルのこと。

ターンオーバーを繰り返すことで、私達の皮膚は常に健康に保たれています。

大切なのはターンオーバーが“早くなる場合”と“遅れてしまう場合”を区別することです。

  • ターンオーバーが早くなる時肌トラブル(肌荒れ、ニキビ、怪我…)が起こっている
  • ターンオーバーが遅れる時 ➡老化

と覚えます。

真皮

“基底膜”を境に深層に行くと真皮となります。真皮は乳頭層と網状層の2層構造です。(2層なんだなぁ…程度で良さげです)

真皮には“肌のハリ・弾力を保つ効果”があります。

なんでそんな効果が真皮にあるのかな?っていう理由は、真皮の構成にあります。

☆整理しておいたほうが良い真皮の構成物について

線維芽細胞真皮のもとになる成分を作る細胞。
コラーゲン真皮の主成分であるタンパク質。真皮の70%はコラーゲンで、肌の弾力に
関わっています。
エラスチンコラーゲンのお友達。お友達なのでコラーゲンと同じことをしているが、
コラーゲンより量は少ない。
基質・ヒアルロン酸
・ムコ多糖類
・タンパク質

真皮の細胞間の隙間を埋めているもの。余裕があれば覚えます。

コラーゲンやエラスチンなどの弾性(弾力のある)線維がいるから、肌の弾力に関わっているんだなぁ、という認識でいれば十分だと思います。

皮下組織

皮下脂肪が内蔵を外力から守ったり、体温の保温をしたりしています。

問題で出ていないので捨てます。

付属器官

汗腺

付属器官については特に“汗腺”が狙われていました!汗腺は2種類あるため、ざっくりとこのように整理しておくとわかりやすいです。

  • エクリン汗腺真皮に独立して存在している。99%水分無臭全身に分布。
  • アポクリン汗腺恥ずかしいところの毛包に存在している。くちゃい。

皮脂腺

皮脂腺毛包に存在している腺です。皮脂腺は全身に分布していますが、

手のひらと足の甲には存在していません。

じゃあなんでその二箇所にはないの??って話になると思うのですが、

手のひらと足の甲から油がでてしまうと、

滑ってしまって歩いたり、物を持つことが難しいです。

そう考えると、シンプルに覚えられそうですよね。

ちなみに、1日に全身の皮脂腺から出る皮脂の量は合わせて1~2g程度らしいです。

おわりに

私は、この単元はこんなもので十分かな?っていう姿勢で臨みます。

後は、強いていうなら皮脂膜の構成なんかを抑えておけばこの項目は問題ないかな?なんて思ったりしますが…圧倒的に優先度の高い表皮について暗記するほうが点数に直結しそうです。

では、ここから少しづつ記事を通じて一緒に勉強がんばりましょう!では~。