あなた、或いはあなたの周囲の女性は化粧やコスメに敏感な方ですか?
この記事では、女性が化粧とどのように出会い、今日まで実践してきているか。というものを“化粧史”という形で3つの世界観に大別し考察してみました!
本記事を通じて、男性が女性の化粧について「こんな感じで始めてきたんだなぁ」なんて学ぶきっかけになれば嬉しいです。最後までお付き合い頂けると幸いです。
目次
はじめに
まず簡単に、自己紹介を兼ねてこの記事を書こうと思ったきっかけから。
・性別
➡男性
・年齢
➡20歳代後半戦
・コスメの使用経験
➡人生においてほとんどなし
・敢えてコスメブログを始めようと思った動機
➡彼女とお買い物をもっともっと楽しむため
現在は、右も左もわからないままとりあえず彼女が買いたがっていたフェイスマスクを継続的に使用してみて、効果を実感するところから始めています。
なにが言いたいのかというと、私にはそれくらいコスメに対して知識や経験が無い、ということです。あちゃあ。
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普段から彼女のお買い物にちょこちょこついていく機会が多いのですが、まぁぁ彼女はコスメについてとても詳しい…!もちろん毎日使用しているものですから、詳しくなるのは当然と言われればそうなのですが。
ふと気になったのは“女性はいつから、どんなきっかけで化粧をするようになったのか?”というものでした。
SNSや、リアルの友人に話を聞いてもほとんどの女性の方は化粧にとっても詳しい。
でもそれって、それだけの動機付けあってのものですよね。でなければ、今日までの積極的な情報収集なんて出来ないよなぁ…。と思ったんです。
この疑問を解決するために、私が彼女含め知人女性に声をかけて一つ“化粧史”に図解してみました。という運びになります。
余談ですが、もしよければ「私は(僕は)こんな感じでコスメを使用し始めました!」というのをぜひTwitterででも私に教えて頂きたいです。皆さんの化粧史を沢山聞いてみたいです。
では、本題に行ってみましょう。
化粧史図解
ということで、色々情報収集を重ねていくうちに女性の化粧史は3パターンに大別され、このような形で図解されました。
解説すると、この3つのタイプはそれぞれ、
- 美意識が高く、早い段階で化粧に目覚め実践をしていたA群
- 高校程度から周囲の影響を受ける等のきっかけで化粧を始めていたB群
- 最後まで化粧にベクトルがむかず、「社会人の義務」としてメイクをしていたC群
と考えました。
そしてそれぞれの群の紹介の下は、小学生~社会人に至るまでに、それぞれの群はこのような形で化粧を実践していた。というものをまとめたものです。
もちろん人生には個性があるため、これが必ずしもバッチリ当てはまるわけではないと思いますが…これだけみても、それぞれ化粧に対する向き合い方が異なることがわかります。
それでは、細かい時期ごとの物語を解説していこうと思います。
【小学生~中学生】A群が早くも化粧と出会いを果たす
私が見聞きした内容で衝撃だったことの一つに、A群がとにかく化粧の実践が早かったことが挙げられます。ですが、私の幼少期を振り返っても確かにそういう子が少数いた気がする…。
当時は意識したことが無かったですが、仮に同性で「同級生が化粧を始めた!」というのは驚くべきことなのかなと推察します。
私はこの話を聞いた際「なんでそんな早い時期から化粧を始めようと思ったのか?」と疑問に感じました。
その答えは、子供特有の「憧れ」や「好奇心」といったものなのではなかっただろうか。と私は考察しました。
小学生や中学生の頃、世の小学生男子はスポーツやゲームなどに熱中していたのではないかと思います。私自身もやれ〇〇カードゲームやら、やれゲームキューブやらを毎日暗くなるまで友人と遊んでいました。そういう時期です。
しかし、女性の場合はその対象が「化粧」であるという場合もあります。
実は、この頃の女性が化粧を知るきっかけというのは意外と多く、
- 親が化粧をしているのを見ていた
- 「女の子」であるため周囲がかわいい服装などさせる傾向が多く、美意識の成熟が早い
- 少女マンガ・雑誌の影響
などなど、そもそも男性よりも美容に関心が向くきっかけは多いのかもしれません。
私が「あぁ~そういえば」と思うのは少女向けの雑誌で、私の妹が見ていたものに、美容に関するマンガが沢山掲載されておりました。何なら、雑誌の商品紹介ページで化粧品の販売がされていた(!)気がします。これは、男の子があまり知らないことかな、と思います。
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ただし、この時期からコスメを始めるのは結構ハードルの高いことだと思います。その理由として一つは校則の厳しさがあること。そしてもう一つは、基本的に化粧品は子供にとっては高価なものなので、購入資金が捻出出来ないことが挙げられます。
プチプラのものであればなんとか…だと思いますが。中には親に「まだ早い!」と諌められた方もいらっしゃいました。
なので、A群の方はそれらのハードルを乗り越えて早期から化粧を能動的に実施するだけのモチベーションがある方なのかな、と考えます。
では、B群やC群はどうなのか?と言われると、これは人にもよりましたが、
- 興味はあるが金銭面や校則などのハードルが超えられない
- そもそも興味がまだ向いていない
のどちらかでした。
ここまでは、小中学生の早い時期からでも一定数化粧を実践していらっしゃった方がいたよ。という内容のものでした。
これが、高校生を期に爆発的に増加することになります。
【高校生】化粧伝来!衝撃の大航海時代へ突入する
―太陽の光を追って、私は旧世界を後にした。―
クリストファー・コロンブス
「高校生になってから化粧を始めた!」という方が圧倒的に多いのではないでしょうか? ちなみに、私の彼女もここで友人にやり方を教えてもらいながら化粧を始めたらしいです。
このタイミングで化粧が爆発的に普及する要因は多く、
- コミュニティが拡大し、化粧を行っていたA群との関わりの中で化粧に興味を持った
- 高校生になってアルバイトができるようになったため、コスメの購入資金を得た
- 携帯が買い与えられる等され、美容に関する情報量が増えた
- 高校3年生になると打ち込んできた部活動を卒業するなど、多少時間に余裕ができた
- 恋人や好きな人が出来ることで、自分磨きを意識するようになった
- 文化祭や修学旅行など学校でのイベントも多く、その折で化粧に触れた
- 就職組は「就活メイク」の必要性に迫られ化粧を学ぶ必要性が出来た
などがあります。
高校生になり、地域だけでなく広く大勢の方とコミュニケーションを取る機会が増えることで、先んじて化粧を実践していたA群と接触することとなります。ここでの交友関係の広がりは、さながら大航海時代と呼べるでしょう。
それによってB群が化粧の楽しさや必要性を意識するようになり、化粧を購入したり実践するようになります。人によっては、このタイミングでアルバイトを始める方もいるため、化粧品を自らSNSや友人の口コミで選び取り、お店で購入する。という、現在の女性が習慣的に行っていることをし始めます。
私の彼女のエピソードですが、高校生になり、部活動も卒業し時間に余裕の出来た頃、その年の文化祭は「メイド喫茶」に決定したようでした。
このとき、同級生は「なら、せっかくだから化粧しようよ!」という話になったそうで、彼女は化粧をした経験が今まで無かったため「(みんなで勉強してやってみるのかな?)」と思っていたそうなのです。
しかし実際に化粧をする段になってみると、同級生の「化粧やろうよ!」の子達は皆、既にある程度化粧が上手な状態でした。これが、彼女にとっての“化粧の伝来”でした。
これを受け彼女が思った気持ちは、
「えっ、まさか私…皆より遅れている??」
というものであり、ここからクラスメイトに化粧のやり方を聞いたり、ネットで調べたりして猛練習を行ったそうです。
さながら、化粧の意識改革といったところでしょうか。
また、人によっては「就活メイク」の必要性に迫られ化粧を始める方も出てくるようです。女性ってとっても大変だ…と、男性なら思っちゃいますよね。
さて、ここで気になるのがC群の存在です。
そもそもC群の方は化粧に対する関心が薄く、なにか別の物事(趣味や学業etc..)に対してベクトルが向いている傾向にあるのですが、ここにも確かに化粧の波はやってきています。
しかし、C群の女性はここで「よし!皆してるから私もやらなくちゃ!」とはなっていない様子です。
C群の知人に聞き込みをしてみたところ、大きく2つの思考に分かれる傾向があり。
- そもそも全く興味がない
- やってもキレイになった実感を感じられず、自分に自信も持てずにやめた。
と考える方が多かった印象があります。
このように、A群、B群、C群は高校生の時点ではかなりそれぞれの化粧に対する意識が分かれていることがわかります。
ちなみに、高校生の頃私はそんな女性の忙しさなど全く知らず、ずっと軽音楽部でドラムをトントコしていました。
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【大学生~社会人】社会での化粧に対する向き合い方
高校生活を経て、A、B、C群それぞれの化粧に対する向き合い方が少しずつ見えてきました。ここから大学生~社会人となっていく過程で、やはり女性は化粧がある程度必要である前提で生活を送っていくことになります。
これが社会的に悪習なのかどうかは、大嵐を呼びそうなのでここでは議論しません。
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しかし、ただでさえ社会人の暮らしは大変なのに、世の女性は化粧をするために毎日男性よりも早い時間に起床して化粧を行っています。ここまで来ると女性の生活って本当に忙しいんだなぁと感慨深い気持ちにもなります。
そして、そういう日々のメイクに対するモチベーションに関しても、それぞれの群によってかなり異なっています。
A群 | 最先端の化粧を自ら積極的に探求していく。最新の〇〇メイク!や、新発売の〇〇!などにいち早く反応しブームを築いていくのはこのタイプ。 |
B群 | A群の発信に対してアンテナを立て、取捨選択を行い自身にとって良いコスメをセレクトしていく。同じ種類の化粧品を愛用し続ける傾向。 |
C群 | 化粧はあくまで必要なタイミングに実施。あくまでも義務として行っているため、情報収集に関してもそこそこ。 |
考察①コスメを使用した先に女性が目指すものは
化粧をするって実は大変なことです。今でこそプチプラで質の高い商品がありますが、それでも消耗品としてかなり高価であると、化粧をしない男性目線だと感じてしまいます。技術に関しても、雑誌や動画、SNSを見て都度流行に追従していくことは労力がいるのかなと思います。
しかしそれだけ時間と労力をかけて努力をすることも厭わないほど、何故コスメは人をここまで惹きつけるのか。それは、メイクやケアの先に女性自身の憧れや、到達点があるからではないか?と考えてみました。
経営学では、現代の市場価値の一つに“自己実現”が挙がるといいます。
これはよく見るマズローの欲求ピラミッドです。現代人の幸せはここで言うところの高次の欲求に当たるんですって。
そう考えると、化粧って素敵だなと思いますよね。
化粧をするための努力というのは言うなれば、彼女達が幸せになるための努力なんだな。って、私は化粧をしたことが無いのですが、少し化粧のことが好きになりました。
では、C群はどうなのか?ということになりますが、C群の方の場合は化粧の先に「こうなりたい!」という自分がいないんだと考えます。
ですが、それが決していけないことじゃなくて、多様な自己実現の道筋がある!と思うと腑に落ちますね。
考察②【メンズメイクの凱旋!】これからの化粧史
昨今、メンズメイクがより明るくなってきていますよね。
この間本屋さんで、美容関係の本でも見てみるか…と、女性の美容書籍コーナーに向かったところ、男性の立ち読み客の多いこと!手にはもちろんメイク教本、でした。
それくらい、男性も化粧をする時代に突入してきています。さっきの話じゃないですが、男性の自己実現も、化粧の先にあるのかもしれません。
記事をまとめて、改めて私ももっとコスメについて勉強したいな、って本気で思いましたし、これからの化粧史は男性も主役になって作っていくんだろうなぁ、なんて思ったりもします。
以上です。初投稿の長文を読んで頂きありがとうございました!
おわりに
簡単にまとめです。
◇女性がメイクを始めたきっかけや動機は3つの視点に分けるとシンプル
◇女性が化粧にハマるきっかけは化粧の先に“理想の自分”がいるかどうか
◇これからの化粧史は男性も主役!男性の自己実現も化粧の先にあるのやも